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【白老】前田国交相がアイヌ民族博物館など視察

(2011年 11/26)

白老のアイヌ民族博物館を視察する前田国交相

 前田武志国土交通大臣は26日午前、「民族共生の象徴的空間」の整備が決まった白老町を訪れ、アイヌ民族博物館など拠点となるポロト地区を視察。アイヌ文化に理解を深め、早期整備を願う地元関係者の声に耳を傾けた。

 同空間はアイヌ民族についての国民理解の促進、文化伝承、慰霊などの機能を備えた施設や公園を国が主体となって白老町に整備するもので、国交省は今年度予算に調査費1500万円を計上している。

 前田大臣は道アイヌ協会の加藤忠理事長、戸田安彦町長らの案内でポロト湖畔の景観、アイヌ民族博物館の展示や古式舞踊公演を視察。博物館ではオヒョウの樹皮で作った民族衣装「アットゥシ」などに関心を示したほか、戸田町長からは地元の文化伝承者が高齢化している現状を聞き取った。

 加藤理事長は空間整備について「今後のアイヌ政策の扇の要となる事業であり、手を付けられるところから早急に進めてほしいとお願いした。(大臣訪問は)早期整備に向け、力強く感じている」と話していた。

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