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【むかわ】ふくしまキッズ 思い出刻み、むかわ町出発

(2011年 8/16)

 東京電力の原発事故で屋外活動が制限されている福島県の子供たちを夏休みに北海道に招く「ふくしまキッズ夏季林間学校」の参加者44人が15日、2週間の活動拠点だったむかわ町を離れ、次の活動先の釧路管内弟子屈町に向けて出発した。お別れ会が同日、穂別町民センターで開かれ、子供たちや町民らが感謝の言葉を交わし、みんなで唱歌「ふるさと」を歌い、思い出の日々を胸に刻んだ。

 厚真町の中学2年生からのメッセージ入り手作りうちわ、まち中で捕まえたクワガタ入りの虫かご、町の人たちとの交流を切り取った何枚もの写真…。今月2日にむかわ町入りした子供たちは、2週間の活動の中で増えた荷物を大切そうに抱えていた。

 お別れ会には地元住民も駆け付け、子供たちはカヌー体験やプール、毎日の食事と幾つもの思い出を発表し、感謝の気持ちも込めた。涙を流す子供もいて、バスに乗り込んだ後も、「手紙待ってるから」などと手を振り合う光景が続いた。

 福島市から参加した武田比菜子さん(小学6年生)は「最初は1人で不安だったけど、友達もできて、楽しかった」と言い、苫小牧でのスケートの初体験を一番の思い出に挙げていた。

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