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駆け込み需要に備え反動懸念 たばこ増税

(2010年 8/16)

 10月1日からたばこ税が増税される。「過去に例のない大幅」(日本たばこ産業)で、予約の動きはまだ少ないものの、値上げ前の9月にまとめ買い需要が予測され、店は特設売り場を設置するなどして対応することにしている。これを機にたばこをやめる人が出てくることで、減収への懸念も広がる。

 増税は1本3.5円。セブンスターが一箱300円から440円、マイルドセブンが300円から410円になる。値上げ前のまとめ買い需要の増加が予測されている。

 セブンイレブンは今週から各店に「予約受付中」の掲示物を張り出した。セブン&アイホールディングス広報は「お知らせという要素が大きい。ぎりぎりだと在庫が無いなど迷惑を掛けるということもあり、予約を含めて早く取り組んだ」と言う。

 ジャスコ苫小牧店は、9月から特設コーナーを設置する。担当者は「たばこメーカー各社の予想では、前年同期の2.3〜2.5倍の需要が見込まれており、その予想を踏まえて仕入れたい」と話している。

 市内西部のコンビニ店でも予約は無いものの、値上げの時期、価格の問い合わせが徐々に増えている。1箱20〜30円程度が値上がりした2006年は需要が1.8倍だったと言い、「今回は大幅増なのでどのくらい伸びるか」とオーナー。ただ「これを機にやめると言う人もけっこういるのでは」とみる。たばこの売り上げは店全体の2割程度を占め、年々増えているため、10月以降見込まれる販売減は痛手。「9月で通常の2カ月分ほどの売り上げを取らなければ。国の税収減のしわ寄せはこちらに回ってくる」と不満げだ。

 ジャスコ苫小牧店でも「メーカーの話では10月は前年同期比35%減の予想と聞く」と反動を予測している。

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