白老・胆振東部・日高のニュース

【むかわ】ガマ刈って干潟保全

(2010年 7/26)

干潟内のガマやヨシを刈り取り

 自然愛護団体ネイチャー研究会inむかわ(小山内恵子代表)は24日、むかわ町の鵡川下流の河口干潟で侵入植物を刈り取る、初めての環境保全活動を行った。ボランティアなど約20人が、干潟内に生い茂るガマなどを刈り、「野鳥が訪れ続ける干潟にしなければ」と決意を新たにした。

 研究会は「まちの森」のサクラソウ保全など、環境問題に熱心に取り組んでいる。人工干潟内もガマやヨシなど、侵入植物が目立ってきたため、長年かけて経過を観察してきたが、生態系に悪影響を及ぼすと判断した。泥土に侵入植物が根を張り、野鳥の餌になるゴカイのすみかが減っているという。

 町広報などで参加者を募った。長靴や胴長姿で干潟に入り、大人の背よりも高いガマを、かまで一本ずつ刈り取った。水際から3~4メートルをめどに刈り、束にしてそりで運び出した。

 あいにくの雨。ぬかるみに足を取られ、泥だらけになりながらの作業だった。干潟の環境に詳しい梅津譲一さん(70)は「干潟の陸化が進んでいる。(侵入植物の)上を刈っただけだが、少しでも効果が上がってくれれば」と期待し、小山内代表も「みんなの思いで何とか干潟を守れれば」と話していた。