千歳・恵庭のニュース
恵庭市医師会が初の市民公開講座
(2010年 5/17)
恵庭市医師会(島田道朗会長)初の市民公開講座が15日、市民会館大ホールで開かれた。高橋国広耳鼻咽喉科院長が「高齢者の耳鼻咽喉科疾患」、貝嶋光信・北晨会恵み野病院長が「治る歩行障害iNPHをご存知ですか」と題して講演した。
市医師会は小児・産科の救急医療体制整備など、恵庭市が抱えるの課題の解決に向け行政と共に取り組んでいる。公開講座もその一つ。市医師会をより身近な存在と感じてもらおう、と企画した。
高橋院長は、加齢による難聴を取り上げ、聴覚は一度機能を失うと再生しないとされていたものの、「再生医療が進み、老人性難聴も治る可能性がある。これからは豊かな高齢社会が待っている」と示唆した。
貝嶋院長は、脳内に脳脊髄(せきずい)液が貯留して歩行障害や認知症、尿失禁を引き起こすiNPH(特発性正常圧水頭症)をテーマに講演。iNPHは脳梗塞(こうそく)やアルツハイマー病と似た症状で診断が難しいが「画像で鑑別が可能」と指摘し、7年間で80件の髄液シャント手術で歩行などに改善が見られた患者の様子を、映像で術前と比較して解説した。
市民ら500人が受講。メモを取ったり、身を乗り出すなど真剣な表情で映像に見入っていた。
市医師会は、11月6日にも「インフルエンザ」と「骨粗しょう症」をテーマに市民公開講座を開く。




