千歳・恵庭のニュース
波及効果広げる取り組みを 新国際線ビル開業まで1週間
(2010年 3/19)
新千歳空港の新しい国際線旅客ターミナルビルが、26日にオープンする。新たな人、物の流れと、中国をはじめとするアジア圏などからの観光客の増加も予想される。経済や財政への波及効果を広げるため、地元千歳市は、地域への滞在時間を拡大する取り組みが求められている。
新ビル建設に合わせ、国内線ターミナルビルとの連絡施設建設や国内線ビルの増築も進行中。これらの施設には、2011年夏までに物販飲食店などの利便施設が整備され、新たな店舗や施設設置による新規雇用が見込まれる。市は「乗降客だけでなく、利便施設の利用を目的に空港を訪れる人も増加する」とみる。
現在、新千歳空港の国際線利用客数は年間約80万人だが、新しい国際線ターミナルビルは100万人の利用に対応が可能で、一部外国航空会社の乗り入れ制限の緩和措置もあり、アジア圏の観光客を中心に国際線の搭乗者数の増加が予想されている。特に、制限はあるものの個人ビザの取得が可能となった中国からの観光客は増加傾向で、受け入れ態勢の充実が不可欠だ。
山口千歳市長は「多言語の観光パンフレットなどを用意しているが、さらに観光案内所の機能を充実する方策を、観光連盟などと協議していきたい」と語る。中国人観光客の消費活動を促すカードシステム普及など、滞在期間を延ばす取り組みについては商業者、観光事業者などとも検討していく、という。


