千歳・恵庭のニュース

不況下、就職内定8割超 千歳リハビリ学院

(2010年 1/30)

 不況で新規高卒、大卒者の雇用が冷え込む中、医療系専門学校の安定した就職実績が注目を集めている。理学療法士、作業療法士を養成する千歳市の千歳リハビリテーション学院(福田修学院長)は、3月卒業予定者118人中、95人の就職内定が決まった。内定率80%。

 学院は理学療法学科と作業療法学科の2学科があり、理学療法は卒業予定75人のうち60人、作業療法も43人のうち35人の内定が決まっている。就職先は道内の医療機関がほとんど。ここ数年、道内に同種の専門学校が増えているため、相対的に求人数は減ってきているものの、学生数に対して10倍近い求人があるという。

 理学療法学科の田中昌史学科長は「どうしても札幌の病院がいいとか、特定の診療科目にこだわりのある生徒は就職先を絞り切れていませんが、旭川や函館まで視野を広げてくれればすぐにでも採用してくれる所はあります」と語る。

 「リハビリの専門家のニーズが増えている。地方の病院でもリハビリ科の無い所には患者は来ない」とも。今年は函館からの求人が多く、一気に10人前後採用する病院も少なくないという。

 今年は厳しい雇用情勢の影響で、就職をあきらめて専門学校に進学する高卒者が増えている。千歳リハビリ学院も昨年より早いペースで募集人員枠が埋まっており、3月の最終募集の前にほぼ定員に達する見込み。