苫小牧のニュース
苫小牧も古着・古布回収リサイクル
(2009年 10/6)
苫小牧市は9日から、古着や古布の回収リサイクル事業をスタートさせる。市役所など3カ所の公共施設に回収拠点を設け、市民から集めた古着・古布を工業用ぞうきんに再生する。市は年間十数トンの回収量を見込んでおり、資源循環型社会の構築につなげていきたい考えだ。
市環境衛生部減量対策課によると、回収対象は綿50%以上で、洗濯済みのもの。市役所、リサイクルプラザ苫小牧(沼ノ端)、のぞみコミュニティーセンター(のぞみ町)の3カ所に縦横60センチ、高さ90センチの布製の回収ボックスを置き、市民が持ち込んだ古着・古布を旭川市の工業用ぞうきん再生工場に売却する。
ボックスに集まった古着・古布は、市職員が定期的に回収し、沼ノ端クリーンセンターに一時保管。中には、工業用ぞうきんに再生できない綿50%以下のものや、ジーパン、ジャンパーなど厚手生地の製品が含まれる可能性があるため、仕分けした後に工場へ引き渡す。工業用ぞうきんに再生できないものは、固形燃料の原料など他のリサイクル方法について検討する。
市の資源リサイクル事業としては、ペットボトルの空き容器や空き缶・瓶、牛乳パックの収集と再資源化を進めてきたほか、2007年末から廃食油回収、今年から雑紙のモデル収集事業も始めた。新たに取り組む古着・古布の回収リサイクル事業は、環境対策で自治体に迫られている循環型社会の構築をより推進していく一環だ。
「燃えるごみ」として捨てられていた古着・古布を、貴重な資源として生かすことで、市は「ごみ減量、資源リサイクルの市民意識の醸成につながれば」と期待。集まり具合を見ながら、回収拠点の拡大も検討することにしている。


