苫小牧のニュース
フェリー活性化へ船内利用券 苫小牧市が検討
(2009年 9/24)
苫小牧市は、利用減少が進むフェリー航路の活性化策を検討している。国の2009年度地域活性化・経済危機対策事業交付金を財源とし、事業内容は、苫小牧港に発着航路を持つフェリー会社4社と調整中。乗用車で乗船した運転手を対象に、船内で使える利用券などを一定予算内で贈呈するほか、アンケート調査によるニーズ把握に取り込むことになりそうだ。
事業名は「苫小牧港フェリー航路利用促進実証運航事業」。フェリー航路の利用促進を通じた地域経済の活性化を図るため、苫小牧港着の下り便航路を対象に利用者意識調査(アンケート)と、苫小牧の観光スポットなどを船内でPRする実証運航を行う手法で調整中。
フェリー側と市との事前協議の中では、船内に苫小牧の観光コーナーと売店内への苫小牧物産コーナー設置、船内レストランに苫小牧産食材を利用したメニューを設定する案が示されている。また、船内利用券は移動距離を踏まえて航路別に額面を設定。乗用車1台当たり平均2000円程度、約1万5000台の利用を想定している。
事業者は苫小牧港フェリー利用促進対策協議会で、総額3000万円を上限に、11月から3カ月程度のスケジュールで実施する考え。市は現在、事業要綱をまとめており、フェリー協議会側の事業申請を受けて審査を行う。順調に手続きが進めば10月から事業PRの準備を進める。


