苫小牧のニュース

衆院選異聞 新型インフル対策に躍起各陣営

(2009年 8/21)

選対本部の入り口に用意された消毒液などの予防グッズ

 新型インフルエンザの流行を受けて衆院選道9区(胆振、日高)の各陣営も対策に乗りだしている。候補者や遊説隊は不特定多数と接触する機会が多い。それでも、マスクは「顔を見せられなくなる」(政党関係者)と敬遠。手洗いやうがいなどの対応にとどまっているのが現状だ。

 川畑悟陣営(自民)選挙対策本部は、20日付で感染防止策の徹底を各支部に文書で通達。手洗い、うがいの励行と体調不良を訴える人が出た場合は速やかに指定医療機関で検査するよう指示した。苫小牧市の選対事務所には、玄関先にウェットティッシュと消毒液。張り紙を事務所内に掲示した。来訪者にも事務所スタッフが手の消毒などを呼び掛ける徹底ぶりだ。

 民主党の鳩山由紀夫陣営も事務所内に消毒液を用意した。手洗いとうがいを指示し、運動員にも健康管理には十分注意するよう促している。共産党の佐藤昭子陣営、幸福実現党の里村英一陣営も同様に事務所スタッフへの呼び掛けや消毒液配備などの対策を行うという。

 遊説車に消毒液を備え、9区管内を遊説する候補者の健康管理に配慮するよう遊説隊幹部に指示する陣営も。ある選対幹部は「候補やウグイス嬢は遊説で声枯れするが、インフルエンザの症状と見分けにくい」などと困惑気味。有権者との握手も今まで通りと変わらず行う考えだが、予防策は「こまめに手を消毒するしかない」と話す。

 一方、苫小牧市選管も、職員分のマスクを用意した。