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暫定道路年内開通へ 虎杖浜トンネルは廃止

(2009年 8/20)

年内開通目指し工事急ピッチ

 室蘭開発建設部が進める国道36号登別拡幅事業のメーン、虎杖浜トンネル(延長370メートル)に替わる代替道路建設工事が大詰めを迎えている。トンネル横の斜面をカットした暫定2車線を、年内に開通させる。

 1959年に完成した虎杖浜トンネルは片側1車線しかない。幹線道路なのに狭く、追突事故(4人死亡)や壁面に衝突してドライバーが死亡する事故が起きていた。さらに老朽化も進んだことから、室蘭開建はトンネルの廃止を決めた。暫定道路は昨年1月に着工。2010年度は山側の開削工事に着手し、最終的に4車線にする計画だ。

 暫定2車線工事は、のり面の緑化や路床の整備、登別側に架かる臨海橋(全長32.9メートル)の建設をほぼ終え、今後、舗装作業へと移る。虎杖浜トンネルよりも車道幅が拡大し、見通しも良くなることから、交通事故の減少も期待されている。開建室蘭道路事務所は「ドライバーにも違和感なく走行してもらえるのでは」と話している。

 計画では、暫定2車線の開通後は虎杖浜トンネルに土を埋め戻した上で、山側2車線のオープンカット工事に着手する。