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新型インフル感染 新たに2人 胆振の70歳代も

(2009年 6/16)

 道は16日、室蘭保健所管内の70代男性と、帯広保健所管内の20代女性が「新型インフルエンザに感染していることを確認した」と発表した。2人とも症状は落ち着いている。発症後の行動も限られていて、「周囲への感染拡大の可能性は低い」とし、学校の休校やイベントの自粛要請はしない方針。

 70代男性は、6日から9日まで米国・ハワイに旅行し、10日に帰国した。15日朝になってせきが出てのどの痛みがあった。医療機関でインフルエンザの迅速診断キットによる検査を行った結果、A型陽性となり、発熱相談センターに連絡した。15日の道立衛生研究所の検査で、新型インフルエンザに感染していることが確認された。のどの痛みや38.7度の熱があるため、感染症指定医療機関に入院している。

 男性は帰国後、成田―新千歳空港経由で道内に入り、新千歳空港からはマイカーで帰宅した。その後は日課の水泳を行ったり、勤務先に顔出しをしていたという。

 道は「自宅に戻ってからインフルエンザ症状が現れているものの、同居している1人には症状が出ていない」とした。ただ、団体ツアーでの旅行だったことから、ツアー参加者を調査している。70代での感染は全国でも初めて。

 20代女性は、8日から13日までハワイに旅行した。14日に成田―新千歳経由で帰国。JRで帯広駅まで行き、駅からタクシーで帰宅した。

 11日に倦怠(けんたい)感が出て、帰国後の14日からのどの痛みや発熱があったという。15日に道立衛生研究所で感染を確認した。現在はのどの痛みと36.9度の熱。自宅にいる。同行の1人に症状はない。