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【白老】「虎杖浜たらこ」豊漁でピンチ

(2009年 11/11)

 白老を代表するブランド品「虎杖浜たらこ」が、スケトウダラ漁の豊漁で思わぬ窮地に陥っている。10月1日からの解禁以来、国が設けた漁獲可能量(TAC)の上限に迫る勢いで水揚げが続いており、虎杖浜たらこの製造がピークとなる12月~2月の途中で漁が終了する可能性も出てきた。

 地元の加工業者らは「このままでは大打撃だ」と危機感をにじませている。渡島、胆振、日高管内をカバーする道南太平洋海域は道内最大のスケトウダラ漁場。

 今年度、国は渡島・胆振管内で12月末までに3万4000トン、年明け以降は1万トンのTACを設定している。道によると、解禁から1カ月の漁獲は渡島が前年同期比3・9倍の約8400トン、胆振は1・4倍の約3500トン。

 例年11月下旬からは虎杖浜たらこの原料となる、粒が大きく、熟した卵巣を抱えた良質のものが回遊を始める時期で、市場価格も5~6倍に急騰する。