千歳・恵庭のニュース

千歳高校がNHK全国高校放送コンテストで初優勝

(2009年 7/28)

チームワークで栄冠を勝ち取った局員たち

 千歳高校放送局が制作したラジオドキュメンタリー番組「千歳高校讃歌」が第56回NHK杯全国高校放送コンテストのラジオドキュメント部門で優勝作品に選ばれ、全国から集まった388作品の頂点に輝いた。

 NHK杯は毎年夏に行われる高校生の放送コンテストの最高峰。千歳高は昨年まで4年連続、いずれかの部門で全国準決勝まで進んでいたが、今年初めての決勝進出で優勝。音響を担当した2年生の清水千尋さんは「まさかここまで来れるとは。優勝が決まった時は、うれしくて声が出なかった」と快挙達成の瞬間を振り返る。

 受賞作の千歳高校讃歌は、かつて歌われていた同名の応援歌のルーツを探る局員たちの取材過程を追った内容。曲は1962年に生徒会の呼び掛けで作られたが、次第に歌われる機会が減り、忘れられていた幻の曲だった。

 今年1月、開校60周年の記念にOBの協力で復元され、局員たちは卒業名簿を頼りに作詞者、作曲者を探し出して当時の話を聞こうと試みた。番組制作チーフを務めた3年生の鈴木良平君は「名簿に載っていた当時の音楽部員全員に電話をかけ、探していた人が見つかった時は、やっと寝られるとホッとした」と取材の苦労を語る。

 夜遅くまで残って取材や編集作業に追われた半年間が最高の形で報われた。ナレーションを務め、今月から新局長を務める2年生の目黒千尋さんは「番組の完成と同時に千歳高校讃歌も本当の意味で復活したんだなと思うと達成感がある。その作品が全国で認められ、本当にやってきて良かったと感激した」と喜びを表す。

 作品は8月13日午前9時半から、NHKラジオ第2の番組「ティーンズラジオ2009」内で放送される。