「美苫」隠し味にラーメン、お菓子

 苫小牧の地酒「美苫」の酒かすなどを使ったラーメンや菓子が続々と登場している。これまでも菓子は数品あったほか、昨年から「美苫ラーメン」や「酒粕さぶれ」もデビューした。
 美苫ラーメンの、めんは新明町のこんのが開発した。今野実代表取締役が特徴あるめんをと挑戦、美苫の酒かすを配合した。「酒かすを使うことで、めんがまろやかになる」という自信作だ。
 このめんを使って「美苫ラーメン」の看板を掲げるのはラーメン店「道玄坂」(大町)。スープやたれにも酒かすを使うこだわりぶり。しょうゆ、みそ、しお味があり、各650円。
 洋菓子のファームソレイユ(新開町)は、酒かすをふんだんに使った「さぶれ」(350円)、「ぱうんどけーき」(800円)、「しふぉんけーき」(800円)を、11日から売り出した。本田泰司代表は「吟醸酒の酒かすは上等。美苫を通して地域の活性化につながれば」と話している。店内に美苫コーナーも。今後、相性の良いチョコレートやゼリーなども商品化していく、という。
 このほかにも、彩花(三光町)の「美苫和風ロール」、マロンド湖月(大町)の「酒まんじゅう美苫」、らあめん村役場(日吉町)の「美苫酒かすラーメン」(スープに酒かす)がある。
 

【白老】親子でかんじき作り

かんじきキ製作に取り組んだ参加者
 アイヌの伝統的生活空間(イオル)の再生事業の一環として11日、しらおいイオル事務所チキサニでかんじき製作体験が行われた。町内外から13人の親子が参加し、アイヌの知恵を学んだ。
 チキサニ学芸員が「アイヌは北海道に昔から住んでいた先住民族。動物や植物をうまく利用して生活していた」と説明し、かんじき作りは、アチャポの会(熊野薫会長)会員が指導した。素材はヤマブドウとコクワのつる。皮をむいた、つるを手で曲げ、弓形にして熱い湯で軟らかくした。
 苫小牧から参加した門田一志君(北星小5年)は「木の皮をむいたり曲げたりすることが楽しかった。かんじきを履いて雪の上を歩くことが楽しみ」と話し、父親の淳志さん(53)も「よく親子で工作を楽しみます。かんじき作りは初めてですが、子供と一緒にできる作業は面白い」と話していた。
 それぞれ完成すると、「やったね」と喜び、早速、スニーカーにかんじきを着ける子供もいて「雪の上を本当に楽々歩ける」とご機嫌だった。
 

障害者グループも成人の祝い
新たな門出を祝福される新成人の7人
 障害児者の家族らでつくるNPO法人苫小牧市手をつなぐ育成会(斉藤フミ子会長)の成人をともによろこぶ会が12日、市内のホテルで開かれ、20歳の門出を祝うとともに、支えてきた家族をねぎらった。
 よろこぶ会は、障害者が気兼ねなく参加できる「成人式」として、今年で10年目。家族も含め30人が出席。新調したスーツや晴れ着姿の新成人7人は少し緊張気味だ。
 斉藤会長が「自分の優れているところを大いに伸ばし、胸を張って堂々と生きてください」と激励し、一人ひとりに成人証書と市の記念品を手渡した。
 岩倉博文市長もお祝いに駆け付け、「明日からどんなことにもチャレンジをして、それぞれ頑張ってほしい」と期待を寄せた。
 新成人を代表して、宮尾亜矢女さんは通っている市内の障害者施設の仲間や、育ててくれた親への感謝の気持ちを述べ、「成人式に出られてうれしい。お母さんにありがとうを言います。頑張りますので、応援してください」と力を込めた。
 

苫小牧の降水量が平年の88%

 札幌管区気象台がまとめた2008年の気象経過によると、道内の年間降水量は平年の76%(速報値)とかなり少なく、1946年からの観測史、2番目に少ない年となった。苫小牧市の降水量も平年の88%と少なかった。
 気象台によると、降水量の記録的な少なさは、春から秋にかけて日本の東海上やオホーツク海の高気圧に覆われ、晴れる日が多かったため。特に6―8月の夏は、3年連続の少雨となった。
 また、全道22観測地点の年間平均気温は、春に寒気の南下が少なかった影響などで平年に比べ0.6度高く、年間日照時間は平年の101%と平年並みだった。
 苫小牧市の年間平均気温は7.9度で、平年に比べ0.4度高かった。年間降水量は1074.5ミリで、平年の88%。年間日照時間1738.3時間は平年並み。
 浦河町の年間平均気温は8.3度。平年に比べ0.5度高かった。年間降水量は967ミリで、平年の88%とこちらも少なかった。年間日照時間1837.1時間。平年並みだった。
 

苫小牧駒大会場の受験生は500人超

 大学入試センター試験は、17、18日の日程で全国一斉に行われる。東胆振、日高地区の会場となる苫小牧駒沢大学では、最高の518人が受験する。
 全国の志願者は前年比0.1%増の54万3979人。少子化が進む中で志願者が増えているのは、私大でセンター試験導入が進んだことに加え、経済情勢の悪化により授業料の安い国公立大学の入学希望者が増えたことなどがあるとみられる。
 苫小牧駒大が試験会場となるのは11回目。今年の受験者は前年より24人多い。試験は両日とも午前9時30分開始。初日は公民、地理歴史、国語、外国語、2日目は理科Ⅰ、数学Ⅰ、数学Ⅱ、理科Ⅱ、理科Ⅲの順で行われる。
 

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苫小牧民報社