【安平】追分カンロ初出荷

追分カンロを初出荷した飯濱さん
 安平町の特産品の一つ「追分カンロ」が初出荷され、30日の札幌市中央卸売市場で一箱(2L)1万円の値が付いた。
 今年の一番乗りは2年連続で町内追分の飯濱直樹さん(36)。妻の郁子さん(36)が66玉を野菜集出荷場へ。カンロは2L、L、Mの3サイズで、4箱(一箱8キロ入り)に仕分けして出荷した。
 29日に生産関係者や来賓など約20人で初出荷のセレモニー。例年は6月に初出荷を迎えるだけに、追分カンロ組合の岩倉啓一組合長は「5月出荷は初めて。生産者の努力で出せる」と喜んだ。
 さっぱりした甘みが特徴のカンロだが、この日の味見では糖度13度と、まるでメロン並みの甘さ。郁子さんは「寒くても温度を保てるよう、ハウスを四重にして対応した」と苦労を振り返っていた。
 カンロは30日の札幌市場で、最高値1万円のほか、2L6000円、L5000円、Mが4000円と高値が付き幸先よいスタート。同組合は今年、7戸で4.1ヘクタールに作付けし、販売高1800万円を見込んでいる。
 

地域力で中小企業を応援

 中小企業の経営支援を目的とする経済産業省の地域力連携拠点事業の開所式が30日、全国一斉に行われた。全国で316拠点(道内19拠点)で、うち苫小牧地域では苫小牧商工会議所が事業主体となり、金融や教育研究など11機関と連携して事業を進めていく。
 苫小牧の開所式に、12人が参加。初めに甘利明経産相の「異業種の分野の各機関が連携し、ワンストップで答えを出して成果を上げていってほしい」(DVD放映)とのメッセージを受け取った。
 懇談で、商議所の井上哲専務理事が「地域の中小企業を支えることは地域の活性化につながる。太いパイプを持って進めていきたい」とあいさつ。事業の中核となる「応援コーディネーター」の中小企業診断士、岩佐秀明氏は「まずは企業が身構えずに抱える問題をこちらに相談できるきっかけづくりをしていきたい。そのための情報提供などをお願いしたい」と各機関に協力を呼び掛けた。
 商議所、北海道中小企業家同友会苫小牧支部・西胆振支部と共に、「支援パートナー」として事業を実施する苫小牧信金の石田睦夫常務理事は「農業、林業、漁業といった地域の資源を生産や加工販売などにつなげていければ。横断的な連携体制を取り展開を広げていきたい」とし述べた。
 相談コーナーは、商工会議所2階に開設された。ユーザーは拠点を自由に選べることから今後の拠点間競争も予測され、各機関は互いに連携を強く持ち、小さな事案を一つ一つ掘り起こして事業展開していくという。
 

【むかわ】自慢のサクラソウ見ごろ
咲き誇るサクラソウ
 むかわ町大成、文京にまたがる「まちの森」で、サクラソウが見ごろを迎えている。自然愛護団体ネイチャー研究会inむかわ(小山内恵子代表)が中心となり、地道な保全活動が実を結んだ。薄紫色のかれんな花が心地良さそうに風に揺れている。
 サクラソウは環境庁指定の絶滅危惧(きぐ)種。1998―2000年に同団体や町民有志が、日高自動車道の建設に伴い、町内米原の自生地からまちの森に移した。ピーク時には1万5000株の群生を確認している。
 05年から同団体が中心となり、「まちのサクラソウを守ろう」と、帰化植物の侵食を防ぐため、除草など保全活動を展開している。今年も6月7日午前9時から、除草作業を予定しており、町民にも参加を呼び掛けている。
 協力できる人は、軍手や花壇用ショベルを持って、当日直接「まちの森」へ。大雨の場合は中止する。
 

苫小牧の踏切でレール破断

 30日午前1時30分ごろ、R室蘭線糸井駅―錦岡駅間の新通り踏切内の上り線で運行管理システムが異常を感知した。北旭川駅発本輪西駅行きの貨物列車(20両編成)を苫小牧駅で停車させ、職員が線路点検したところ、線路が2.5センチにわたり破断していた。
 JR北海道によると、現場は糸井駅から西方向約500メートルの踏切内。列車は徐行運転し、一部普通列車や特急列車に2、3分の遅れがあるという。
 31日深夜にレールを交換する予定で、JR北海道は「今日一日、遅れが続く」と話している。
 

31日から大相撲苫小牧場所チケット発売

 8月の大相撲苫小牧場所の前売りチケットが、31日発売になる。ポスターも出来上がり、胆振、日高管内の公共施設や商店に掲示してPRする。
 苫小牧場所は8月5日。市総合体育館を会場に、横綱の朝青龍や白鵬らが迫力のある取り組みを繰り広げる。苫小牧市制施行・苫小牧商工会議所創立・苫小牧信用金庫創立60周年記念事業。
 ポスターを500枚作製した。江戸時代の絵師、歌川国貞の相撲絵「生月鯨太左衛門五人掛の図」の中心部分を使用。身長が2メートル以上あったという巨人力士・生月の体格と強力を表現した作品で、大相撲の迫力を伝えている。ほかに、チラシ5万枚も。
 チケットにはタマリ席S1万2000円、マス席S(4人)3万4000円、1階いす席6000円、2階自由席3000円などがあり、駅前プラザegao(エガオ)やハッピーワン糸井店、沼ノ端店で販売される。
 事務局には既に問い合わせもあり、土産用記念座布団の付くタマリ席、マス席が人気という。実行委は「めったにない機会なのでいい席から売れる気配。希望者は早めに購入を」と話している。
 

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苫小牧民報社