増殖へサケ採卵

オレンジ色の卵が次々に
 千歳川のインディアン水車で捕獲されたシロザケの第1回採卵が8日、水産総合研究センターさけますセンター千歳事業所で行われた。
 今季の捕獲は8月21日にスタート。8日までに、1481匹を捕獲している。千歳事業所の蓄養池で成熟を待っていた。
 採卵作業では、まず雄と雌に選別し、雌は腹を割いてオレンジ色の卵を取り出す。1匹数秒の早業。取り出された卵には雄の白子をかけた。
 初日の採卵数は193匹から約50万粒。計画採卵数は3550万粒で、捕獲と採卵を行っている日本海さけ・ます増殖事業協会の安藤雅規業務課長は「最初の採卵としては平年並み。今後に期待したい」と話している。
 

迷子? 住宅街に大きなカメ

保護されたケヅメリクガメ
 恵庭市戸磯の住宅街で、体長33センチ、体高16センチの甲羅と肌が黄土色の大きなカメが見つかり、恵庭市環境課が保護した。
 自営業の柳川巖さん(82)の家庭菜園で8日、妻の富美子さんが見慣れないものを見つけ、触ったところ動いたのでびっくり。「置き物と思ったので驚いた。カメラを持って戻ると道路を歩いていた」という。「近所でカメを飼っているという話は聞かない。誰かが飼い切れずに放置したのかも」と巖さん。庭の裏はユカンボシ川だが川から上がってきたとも考えにくいとも。
 柳川さん宅の向かいの浜田板金工業所戸磯工場の久保正夫さん(51)らが、ビニール製の箱に入れて保護した。久保さんも「道端の草を食べていました。あんなに大きなカメは初めて」と驚きを隠さない。
 これまで何度もカメを保護してきた市の担当者もこれほど大きなのは初めて。「10〇キロはある」といい、石狩支庁環境生活課にも連絡し、写真による判定でアフリカ原産で草食のケヅメリクガメと分かった。ニワトリの後ろ脚のつめのような形が特徴という。
 ペットとして飼育中に逃げ出した可能性もあり、環境課は「心当たりの方は早急に連絡を」と呼び掛けている。問い合せは市環境課 電話0123(33)3131内線1142。
 

ヒメマス遊漁券収入は450万円
 支笏湖漁業協同組合(佐々木金治郎組合長)は、支笏湖のヒメマス釣りで今季(6―8月)初めて取り組んだ遊漁承認証(遊漁料)の発券実績を公表した。収入総額は当初見込みより8.5%多い約450万円だった。
 取り扱い開始は5月19日から。発券は、3カ月間利用できるシーズン券(2万8000円)は身障者用5割券6枚を含む109枚(296万8000円)、回数券(12枚、1万6000円)は同2枚を含む49枚(76万8000円)、一日券(1600円)は同11枚含む478枚(75万7900円)。総額は449万3900円だった。
 組合は当初、シーズン券を140枚余り、回数券と一日券を合わせて一日換算した分もほぼ同数の総額約414万円を見込んでいた。シーズン券こそ見込みを下回ったものの、一日ごとの利用となる回数券と日券が大きく伸びた。釣り人が釣果を見ていたものとみられ、調査を開始した1991年以降最高の釣果が購入実績にも反映した。
 

千歳に甘栗店お目見え

 千歳市幸町に、甘栗を専門に販売する「甘栗一番」がお目見えした。千歳で電気設備工事を行うライト工業(岡田壮秋社長)が出店した。
 1905年、東京人形町の有限会社「甘栗一番小林洋行」が始まり。78年には札幌支社を設立、道内で事業展開していたが、82年に東京本店が閉鎖。札幌支社は株式会社「甘栗一番小林洋行」となった後、商社、印刷会社などに売却され、今年6月にライト工業が食品部として引き受けた。
 甘栗事業は、中国の青龍県や寛城県から生の栗を仕入れ、焼き栗にして販売。8月8日千歳に店舗開店以来、常連客もできた。職場にカタログを配る職域販売のほか、JR新千歳空港駅のキヨスクにも置き、徐々に認知されつつあるという。また、三笠市に加工工場の建設を計画。10月にも稼働させ、道内や東北地域への販売を展開する。初年度の売り上げは7000万―1億円を目標にしている。
 

水道管敷設の側溝崩れ3人けが

 8日午後2時40分ごろ、恵庭市下島松水道の送水管敷設工事現場で、掘り込んだ溝が崩れ、作業員3人が土砂の下敷きになった。このうち、しゃがんで作業をしていた千歳市春日町、配管工西喜久治さん(61)が肋骨(ろっこつ)を折り、札幌市内の病院に収容された。立って作業していた札幌市豊平区の男性配管工(62)も足の骨を折り、長沼町の男性配管工(56)は軽傷だった。
 千歳署の調べによると、工事は千歳市内の浄水場から恵庭市内の柏木分水場への送水管敷設のために石狩東部広域水道企業団が発注した。市道沿いに深さ1.5メートル、幅1メートルの溝を掘り、3人がその中で送水管をつなぐ作業をしていたところ、片側の土壁が幅70センチ、長さ約10メートルにわたって崩れた。同署では安全管理などに問題がなかったかなど原因を調べている。
 

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苫小牧民報社