家庭ごみの有料化へ市民懇談会

 2010年4月から家庭ごみ有料化を目指す恵庭市は、市民の意見を聴く市民懇談会を、恵み野会館(恵み野小校区対象)を皮切りにスタートさせた。25日まで校区単位で各2回計18回開き、市の基本的考えを説明し市民の声を実施計画案に反映させる。初回4日の懇談会に52人が出席。「有料化でごみは本当に減るのか」など活発な意見や要望、質問が相次いだ。
 市は、資料とスライドを使って説明した。当面、有料化は可燃、不燃、粗大ごみとし、収集から処分まで年間経費は5億8100万円(07年度)。負担は経費の3分の1の1億7000万円。手数料は1リットル当たり2円程度との考えを示した。1世帯換算で年額5600円の負担。指定ごみ袋は40リットルを上限に4種類。15年度の市民一人当たりの一日のごみ排出量目標を529グラム、リサイクル率を41%と設定し、「盤尻の最終処分場での埋め立て目標値を、98年度基準の4分の1に削減する」とした。
 会場では、使用するごみ袋の容量や1カ月の使用量、有料化・ごみの減量に関する意見を求める5項目のアンケート用紙が配布された。
 

2社とレジ袋削減協定

 恵庭市と恵庭消費者協会(大溝文子会長)は、うおはん(本社恵庭市、椛沢進社長)、マックスバリュ北海道(本社札幌市、松長正三社長)の小売業者2社と、環境保全の推進に向けたレジ袋削減の関する協定を締結した。
 うおはんとマックスバリュ北海道恵庭店は、マイバッグなどの持参率80%以上を目標に、10月1日からレジ袋の無料配布を廃止、大幅なレジ袋の削減に取り組む。
 恵庭市の協定締結は、7月のラルズ(本社札幌市、斉藤弘社長)と合わせ、3社5店舗となった。
 

「優しい」「安心して歩けた」 児童が盲導犬体験
本田さんとステラと一緒に歩く児童
 千歳信濃小(高田久校長)は4日、恵庭の盲導犬ユーザー本田満喜子さん(66)を招き、話を聞いたほか盲導犬ステラ(4歳)と一緒に歩き、視覚障害者への理解を深めた。
 5、6時間目を利用し、6年生78人が参加した。本田さんは視覚障害者の食事について、右なら3時、下なら6時というように、ご飯やおかずの位置を時計の針の方向で表すことを説明。「ちょっと手を借りれば、社会参加ができる」と理解を求めた。ステラとの訓練を、「最初はうまくいかず、途中で投げ出したいと思った」とも。
 浅野睦実さん(11)は先月末までの1年間、子犬の盲導犬候補を育てるパピーウオーカーを経験し、「別れは悲しかったが、立派な盲導犬になってほしい」と作文を読むと、本田さんは「愛情を受けて盲導犬に育つ。感謝しています」と話していた。
 この後、児童たちはアイマスクを着け、実際にステラのハーネス(持ち手の付いた胴輪)を持って歩行を体験。「犬が優しく案内してくれた」「安心して歩けた」と感心していた。
 このほか、本田さんは「ハーネスを付けた盲導犬は仕事中。直接話し掛けないで」と協力を呼び掛けた。
 北海道盲導犬協会によると、現在道内で活動している盲導犬は60頭で、待っている登録者は40人。今後希望している人は400人ともいう。千歳、恵庭地区で盲導犬ユーザーは本田さんだけ。
 

恵庭で7日に全日本流鏑馬競技選手権

 第3回全日本流鏑馬(やぶさめ)競技選手権大会と第5回やぶさめ競技恵庭大会が、7日午前8時半から、恵庭市牧場のえこりん村特設会場で開かれる。地元恵庭をはじめ、道内外から10団体28人が出場、個人戦と団体戦を繰り広げる。
 日本古来の和弓と和種馬の歴史を後世に継承し騎射技術を向上させるのが狙い。6、7日の「えこりん村秋まつり」に合わせて開催する。入場は無料。
 幅2.5メートル、長さ170メートルの走路を和種馬で走り抜け、16秒間で、50メートル間隔に設置した直径80センチの3個の的を射る。当日は、午前8時半から安全祈願・開会式、10時からやぶさめ競技恵庭大会、11時から全日本流鏑馬競技選手権敗者復活戦、午後零時半に子ども流鏑馬、1時から全日本流鏑馬競技選手権大会決勝戦が行われる。
 

まちづくりへ意見拝借

 千歳市は、新たな総合計画策定に向け、まちづくりアンケートを行う。18歳以上の市民や中高生、各種団体を対象に、千歳の住み心地や市民活動への参加意思、目指すまちづくりの方向性などを聞く。市民向けは週明けにアンケートを送付、年内には取りまとめて、計画の施策に生かしていく。
 アンケートは、市民向け、中高生(いずれも2年生)向け、町内会や社会教育団体など各種団体向け―の3種類。うち市民向けは、無作為に18歳以上の約3000人を抽出、8日にアンケート用紙を送付する。例えば保健・医療・福祉分野では、子育て医療環境、高齢者の自立などについて「満足度」や「重要度」をそれぞれ5段階で評価してもらう。まちづくりへのアイデアや、新たな取り組みを自由に書いてもらうスペースも設けた。
 中旬には中高生1200人、各種の313団体にアンケートを送付。ここでは住み心地や将来つきたい職業、団体が活動している上での悩みや行政への支援などを質問する。
 12月までに回答をまとめ、新たな計画づくりに盛り込む施策や事業の参考にする。新計画は、2009年度に公募市民による都市経営会議や総合計画審議会を立ち上げて議論しながら計画素案の作成を進め、10年度に完成させる。
 

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苫小牧民報社