支笏湖の苔の洞門「暫定オープン」

暫定開放が始まった苔の洞門
 支笏湖の観光名所・苔の洞門の今年度暫定開放が、始まった。洞門入り口に設置された観覧台による見学。10月26日まで楽しめる。
 苔の洞門は、2001年6月に岩盤の一部が崩落したため全面閉鎖。02年7月から洞門入り口に観覧台を設置しての暫定開放が行われている。
 初日の4日は平日とあって訪れる車は少なかったが、来場者は約750メートルの遊歩道を歩き、観覧台からのぞき込むように洞門内を見学していた。
 札幌から家族で訪れたお年寄りは「30年前に来た時は洞門の中が寒かったので上着を持って来ましたが、ここまでならいりませんね」と苦笑、名古屋から道内旅行中の中年夫婦は「いい所ですが、欲を言えば中に入りたいですね」と残念そうだった。
 

陸自第1特科団で持続走競技会

 陸上自衛隊第1特科団の持続走競技会が4日、隊員1900人が参加し、東千歳駐屯地演習場で行われた。開催は6年ぶり。
 一周10キロを走る競技で、15分間隔で約20人ずつスタートを切り、個人戦のほかに中隊や連隊・群対抗でタイムを競った。隊員は19歳から53歳までが参加。中には、一周を30分で走る隊員もいて、個人と中隊の名誉をかけ、日ごろの訓練成果を発揮していた。
 

丸駒温泉旅館のシンボル早くも開花
開花したエーデルワイス
 千歳市幌美内の丸駒温泉旅館(佐々木金治郎社長)で、旅館のシンボルフラワー・エーデルワイスがかわいい花を咲かせ始めた。
 エーデルワイスは、ウスユキソウ(道内ではミヤマウスユキソウ)の和名で知られるキク科の高山植物。ヨーロッパアルプスを代表する花で、銀色の綿毛を被った抱葉(ほうよう)の中に黄色い清楚(せいそ)な花を咲かせる。支笏湖周辺では「恵庭岳で見た」と伝えられ、丸駒温泉旅館では20年以上前からシンボルフラワーとして植えている。
 前庭に約200株植えており、開花は例年6月中旬。今年は春の訪れが早く、5月下旬から開花が始まったという。
 すでに20株ほど咲き、かれんな姿が湖岸を散策する人々を楽しませている。満開は6月中旬ころになりそうだ。
 

社保庁かたる振り込め詐欺 ご用心

 社会保険庁職員を装った振り込め詐欺で現金約90万円をだまし取られたとして、千歳市内の女性会社員(60)が4日、千歳署に被害届を出した。
 同署によると5月28日午後3時ごろ、女性宅に社会保険庁給付係を名乗る20―30歳の男の声で、「医療費の給付金が戻ってくるのをご存じですか」と電話があった。男はフリーダイヤル番号を告げ、金融機関から電話をかけるように指示。女性は6月3日に市内の金融機関の自動預け払い機の前から携帯電話で指示された番号に電話をかけた。男の指示に従って機械を操作したところ、口座から現金90万円を振り込んでしまったという。
 今年に入ってから、同様の電話を受けたという相談が千歳署に20件以上寄せられており、千歳市や恵庭市職員を装ったケースも約10件報告されている。千歳署は「家族や知人、警察に相談する、電話帳などで電話番号が本物かどうか確認するなど注意してほしい」と呼び掛けている。
 

山菜採りの遭難騒ぎ相次ぐ

 千歳、恵庭両市で4月下旬ごろから、山菜採りに出掛けて道に迷い、捜索隊が出る相次ぎ5件起こっており、千歳署は注意を呼び掛けている。
 4月24日に千歳市向陽台の山林で1件、5月23日に恵庭岳付近で1件、25、28日に恵庭市盤尻の山林で2件。いずれも警察、消防、自衛隊などの捜索で発見され、さらに6月1日にも恵庭市盤尻の山林で1人不明になっており、5日も捜索が続いている。
 特にタケノコ採りは方向感覚を失いやすく危険といい、5件のうち4件がタケノコ採りに出掛けて道に迷った例だった。
 千歳署は「1人で行かず、警笛など音の出るもので連絡を取り合いながら、道が見える範囲で取るようにしてほしい」と注意を促し、万一、迷った場合に備えて「目立つ服装、携帯電話と食糧、飲み物を所持する、それだけでも助かる確率はずっと高くなる」と対策を呼び掛けている。
 

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苫小牧民報社