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| 広報に掲載した4こま漫画と渡部さん |
千歳市の「広報ちとせ」の4こま漫画の原画が、シルバー人材展で展示されている。作者は千歳商工会議所専務の渡部徹夫さん(63)。1971年から17年間描き続けた。当時の題材も原油高騰や交通安全などで、社会の出来事は繰り返されるよう。
渡部さんは、市職員当時の71年6月から88年4月まで毎月、2回描いた。タイトルは「おしらせくん」。その数は232点。これらの原画を印刷会社が保管していたことが分かり、25点を選んで大きな台紙に張り付けた。原画だけに、修正液で線や字を直した跡も残っており、渡部さんは「今思うと、よく描いてきた」と目を細める。「題材を考えるのに何日もかかった。それが一番大変だった」とも。
オイルショックによるトイレットペーパー騒動から、選挙、成人式、交通安全までさまざまだが、「今の時代にも当てはまる内容で、時代は繰り返しているよう」と渡部さん。
漫画を描くきっかけは、68年ごろに千歳民報で週に1回、4こま漫画の「ちとせ君」を引き受けたことから。その絵が当時の上司の目に止まり、広報漫画を依頼された。
しばらくペンは持っていないが、「シルバー展で4こまの足跡を見てもらえることはうれしい。また、時間があれば書いてみたい」と話している。