昔の広報の4こま漫画原画を展示

広報に掲載した4こま漫画と渡部さん
 千歳市の「広報ちとせ」の4こま漫画の原画が、シルバー人材展で展示されている。作者は千歳商工会議所専務の渡部徹夫さん(63)。1971年から17年間描き続けた。当時の題材も原油高騰や交通安全などで、社会の出来事は繰り返されるよう。
 渡部さんは、市職員当時の71年6月から88年4月まで毎月、2回描いた。タイトルは「おしらせくん」。その数は232点。これらの原画を印刷会社が保管していたことが分かり、25点を選んで大きな台紙に張り付けた。原画だけに、修正液で線や字を直した跡も残っており、渡部さんは「今思うと、よく描いてきた」と目を細める。「題材を考えるのに何日もかかった。それが一番大変だった」とも。
 オイルショックによるトイレットペーパー騒動から、選挙、成人式、交通安全までさまざまだが、「今の時代にも当てはまる内容で、時代は繰り返しているよう」と渡部さん。
 漫画を描くきっかけは、68年ごろに千歳民報で週に1回、4こま漫画の「ちとせ君」を引き受けたことから。その絵が当時の上司の目に止まり、広報漫画を依頼された。
 しばらくペンは持っていないが、「シルバー展で4こまの足跡を見てもらえることはうれしい。また、時間があれば書いてみたい」と話している。
 

北海道文教大の看護学科設置OK

 恵庭の北海道文教大学(鈴木武夫学長)は来春、人間科学部に看護学科を新設する。より特色ある大学として老人、地域医療に貢献できる看護師の養成を目指す。文部科学省にも認められ、本格的な学生の募集に着手する。
 看護学科の定員は80人。4年間の教育の中で看護師や保健師の国家資格を得るために、延べ1000時間を超える実習をカリキュラムに入れる。学科の教員は当初18人でスタートし、年次別に増員する。
 看護学科の増設で、人間科学部は既設の健康栄養、理学療法、作業療法学科と合わせて4学科となる。全体では外国学部(英米語、中国語、日本語コミュニケーション学科)と合わせ2学部7学科となる。
 学科新設と国際交流施設の充実を目指して現在、新たな本部管理棟、国際交流会館となるキャンパスビルの建設を進めている。
 看護学科は、自己推薦で40人、一般入試で40人(一期30人、二期10人)を募集する。また、特別入試枠として若干名。自己推薦、特別入試の試験は、1回目が11月23日、2回目を12月22日に実施。一般入試は一期が2月2日、二期が3月7日。
 

身体障害者の臨時職員は登録制に
 千歳市は身体障害者の臨時職員を募集する。昨年採用した4人の任用期間が9月で終わることから、その補充を含めて採用数も拡大する意向。今年から登録制を取り入れており、履歴書など必要な書類を提出すれば登録できる。
 身体障害者の任用は、市の障害者支援計画や山口市長のマニフェストに基づく措置で、昨年は障がい者支援課の窓口をはじめ、水道局など4人を採用した。
 今年は希望者にあらかじめ「臨時任用職員登録者名簿」に登録してもらい、各部署が必要に応じて随時、採用する。職員課が各部署に行ったアンケート結果では、係全体の約38%で臨時職員を採用しており、仕事や障害の程度などに合わせて優先的に採用することで障害者雇用拡大につなげる。
 職務は、窓口や郵便物の発送、データ入力などの事務補助一般。勤務時間は午前8時45分―午後5時15分。日額5500円(通勤手当相当支給)、社保、雇用保険を適用。任用期間は6カ月。6カ月を限度に延長可能。
 履歴書(写真添付)、身体障害者手帳の写し、就業条件調書(勤務する場合の必要な設備、条件、通院の必要性など)を提出する。申し込み受け付けは市総務部職員課 電話0123(24)3131。
 

車いすレクダンスの普及を

お年寄りと一緒に車いすレクダンスを楽しむ受講者
 NPO法人車椅子レクダンス普及会(黒木実馬理事長)主催の車いすレクダンス・インストラクター養成講座が8月31日、恵庭市福祉会館などで開かれた。参加者はお年寄りとの実践を通して、車いすレクダンスの踊り方やリード方法を学んだ
 普及会発祥の地・恵庭で「もう一度車いすダンスを広めよう」という試み。講座には市内をはじめ、札幌などから15人が受講した。
 車いすレクダンスは、社交ダンスやフォークダンスの横の動きを回転に変えるなど、車いす利用者も踊れるようにした「車いすダンス」をより単純化したもの。大きな動きがなく、高齢者も気軽に楽しめる。
 講座では、黒木理事長の指導で踊り方やリード方法の基礎を学んだ後、恵庭市黄金南の市こがねデイサービスセンターを訪ね、デイサービス利用のお年寄りとペアを組んで踊った。
 

千歳高で国際理解の集い

 千歳高校国際教養科の「国際理解の集い」が8月31日開かれ、招かれた千歳市内の柳暁英さんが「中国と日本」と題して講演した。
 柳さんは、中国・内モンゴル自治区出身。中国政法大大学院で法律修士取得した。現在、市内の小学校で英語の非常勤講師を務める。
 集いは、柳さんと国際教養科主任の成冨澄男教諭、生徒らとの英語でのトークやクイズで始まった。柳さんは「中国の人口は13億人と多いので、家は戸建てではなくほとんどがマンション」「(中国の)日本料理は高くて誰も行きません。昨年帰国したら閉店していました」とユーモアを交えながらスライドで中国を紹介。「中国人はメンツを重んじる。大都市志向が強く、地方での高給料より低くても大都市へ流れる。学生にとって一番の目標は会社設立。次いで海外留学や一流企業への就職」などと中国人気質を説いた。さらに「日本人は仕事を極め、製品は品質が高い」と称賛。一方で「(中国進出の)日系企業の賃金は欧米系の半分。業績と賃金を連動させず、責任ある役職も与えてくれない」と辛口批評した。
 生徒たちは、急激な経済成長を見せる大国の今日について語る柳さんの話に聞き入っていた。
 

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苫小牧民報社