赤ちゃんに絵本運動に「プラス」

 恵庭市は、赤ちゃんと絵本の出合いをつくる運動の拡大版「ブックスタート・プラス」を、4月から実施する。9、10カ月健診時に加え、1歳6カ月健診時にも全保護者に絵本を贈るもので、道内では初の試み。
 ブックスタートは、英国発祥の子育て支援・読書推進運動。赤ちゃんの健診日に図書館司書が保健センターを訪れ、すべての保護者に絵本を贈り、家庭での読み聞かせの方法などをアドバイスする。
 市が文教大研究者の協力でまとめた調査報告書によると、絵本を受けた保護者の約7割が「赤ちゃんが絵本に興味を持った」と回答。また約3割が「父親も子供と絵本を見るようになった」と答えている。
 ブックスタート・プラスは、効果をさらに高めることが狙い。贈る絵本を、6冊から選んでもらうことにし、保護者に選択権を与えることで、より関心を深めてもらう形式にした。また「保護者の理解が何よりも重要」とし、ガイド本も配布する。
 ブックスタート・プラスに関する問い合わせは市立図書館 電話0123(37)2181。
 

村田みどりさんが歌集を自費出版

歌集を出版した村田さん
 短歌結社「新墾(にいはり)」(札幌)の同人で、千歳市富丘の村田みどりさん(82)が30年間にわたり書きためた作品を、歌集「生きる着る」(A5判、188ページ、短歌研究社)にして自費出版した。
 村田さんは空知管内月形町出身。1952年から千歳市幸町で「エレガンスあかしあ」を経営している。70年に新墾入会。歌歴は36年。「生き様を表現し、オリジナリティーが求められるファッションと合い通じる」という。
 子供たちから背中を押され、昨年2月に出版を決意。400部作った歌集は、30年間書きためた中から500首を厳選した。
 われの日々たたかひの知恵持たざれば風にも舞はず黄ばむ白生地
 一本の線にこだはり来し一生(ひとよ)一メートルの物差し古りぬ
 人生を凝縮させたこの2首が好きな歌という。5月12日に千歳全日空ホテルで出版記念会を開く。
 

安部第1特科団長兼北千歳駐屯地司令が離任
会見する安部陸将補
 陸上自衛隊西部方面総監部幕僚長(熊本市)に転任した第1特科団長兼北千歳駐屯地司令、安部隆志陸将補(53)の離任会見が27日、同駐屯地で行われ、「思う通りの訓練ができ、公私にわたって充実した1年8カ月を過ごすことができた」と述べた。
 2005年7月に着任。「国際貢献など予想される多様な役割に対応できるよう訓練面では自分の思う方向にかじを切ることができた。初の北海道勤務だったが、テニスやスキーをしたり、釣りも覚えた」と振り返り、「自治体関係者をはじめ市民の自衛隊に対する配慮、思いやりを感じた。千歳は自衛隊と一緒に歩んできたまちだと実感した」と感謝した。
 新しい任地の西部方面総監部では千歳勤務の直前に幕僚副長を務めていた。「九州、沖縄を見る方面であり、日本の安全保障上、注目される。海上自衛隊、航空自衛隊とも連携を保ち、即応できる体制を整えたい」と抱負を話した。
 

目指す市職員像は?

 千歳市の若手職員でつくる自主研修グループ「職員意識改革検討会議チーム」(末吉康博座長、12人)は27日、目指す職員像などを報告書にまとめ、山口市長に提出した。「意識しながらの仕事」を目指す職員像の第1歩と位置付け、市民からの苦情への対応策を提案している。
 若手職員が▽意識改革▽目指す職員像―の2点について、半年間かけて検討を重ねてきた。報告書は5つの章で構成。市役所の問題点として、「ほかの部署の業務内容の認識が低い」「横のつながりがない」「課、係単位の目標がない」などを挙げ、3章でこれらの問題点への解決策を明記した。
 「市民からの意見を集約、データベース化して担当課以外でも閲覧可能にする」「市役所の各フロア―図などを書いた市役所マップを作製する」ほか、コーチング研修の導入でコミュニケーション能力を学ぶ機会も提案した。
 目指す職員像は「意識しながらの仕事」とし、検討に携わった職員は、仕事の合間や自宅でも考えるようになり、自らが「変わったということに気付いた」と説明。こうした会議の継続が「最も確実に意識改革につながる」とした。
 

ちとせ法律相談センターオープン

 多重債務や離婚、交通事故、相続などさまざまな問題を抱える人たちを支援する札幌弁護士会(藤本明会長)の「ちとせ法律相談センター」が、JR千歳駅前のリレントビル5階にオープンした。
 。初日は開設無料法律相談会が催され、予約した市民が相談に訪れていた。
 事務所は120平方メートル。受け付けと2カ所の相談室を配置している。開設記念として27日から31日まで無料法律相談会を開き、初日は12人が訪れ、2人の弁護士が対応した。5日間で計60人の予約があるという。
 センターは年末年始などを除く毎週火(午後1―4時)、土曜日(午前10時―午後1時)に開設。予約制。電話0123(26)8373。同弁護士会の野並正彦副会長は「利用状況に応じて、将来的には木曜日を入れて週3回体制も検討していきたい」と話している。
 

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苫小牧民報社