苫小牧駒大の作田選手が育成枠で巨人入り

巨人育成選手に指名された苫小牧駒大の作田選手
 苫小牧駒大野球部の作田啓一外野手(22)が、プロ野球の大学・社会人ドラフトで巨人から育成選手に指名された。3年以内の正式契約を目指す。
 21日のドラフト後、大滝敏之監督の携帯電話に、巨人担当スカウトから育成選手指名の連絡が入った。正規のドラフトでは指名されなかったものの、高い水準の走攻守や将来性が評価された。進路選択はプロ志望一本に絞っていた。
 育成枠制度は昨季から始まった。練習生の位置付け。2軍の試合などに出場できる。3年以内に支配下選手70人の枠に入れなければ、自由契約となる。
 近い将来の保障もない厳しい競争の世界に飛び込むが、作田選手に迷いはない。「現時点では巨人に入っても一番下手くそだと思う。はい上がるだけ。負けず嫌いの性格に火を着けて、正式契約を目指します」ときっぱり。創部9年目の苫小牧駒大から初となるプロ球団入り選手が生まれた。
 札幌市出身。小学5年から少年団の鉄北ビクトリーで野球を始め、中学は硬式の新琴似シニアに所属。札幌国際情報高時代は道大会などで活躍し、札幌選抜の一員にも選ばれた。苫小牧駒大では1年から中軸の3番を任され、道6大学野球の新人賞、ベストナイン、優秀選手賞などを獲得した。大学の公式戦通算打率は3割2分2厘。178センチ、85キロ。右投げ右打ち。
 

早くもクリスマスケーキ作り

ベルトコンベヤーを流れるケーキ
 苫小牧の菓子メーカー・三星(小林正三社長)で22日、試食販売用のクリスマスケーキ作りが行われた。23日から販売される。
 クリスマス商戦を視野に、毎年この時期に試食用を作っている。三段重ねの直径15センチ。生クリームたっぷりのスポンジに、真っ赤なイチゴのアクセント。甘い香りが漂う工場のラインは朝からフル稼働。従業員40人態勢で7000個を製造した。「今の時期イチゴは品薄。頑張って集めました」と担当者。
 23日から市内13店にお目見えし、一個1200円で販売される。例年、一日で完売する人気という。25日にも、市外向けの試食用ケーキ3000個を作る予定。
 

ごみの不法投棄対策に鳥居効果
 ごみの不法投棄対策として登場した鳥居型木製工作物の効果が表れる。神社の赤い鳥居に似せて、良心に訴える作戦。苫小牧市によると、設置場所でのごみ捨て行為はほとんど無くなったという。「これほど効果が出るなんて」と市も驚いている。
 風倒木の幹や木製パネルを切って鳥居をかたどり、赤いペンキを塗った。高さ1.4メートルから1.8メートルほど。大小10基あり、市清掃事業課の職員が手作した。7月に、廃家電や廃タイヤ、大型ごみの不法投棄が絶えなかった陸橋の下や空き地、林など10カ所に取り付けた。
 設置以降、市の清掃指導員が工作物周辺を日常的にチェックしたところ、一部の場所でごみ捨てがあったものの、不法投棄はめっきり減って、今ではほどんど無くなった。「ごみ捨てがひどく、私たちも頭を悩ませていた場所でしたが、予想以上の効果です」と市。ごみを捨てようと、夜中にこっそり行った場所に赤い鳥居。「何か投げ捨てにくい雰囲気があるのでしょう」とも。
 ごみ対策の鳥居型工作物は、高知県や埼玉県などでも採用されている。県や国が山林や河川敷に設置したところ、不法投棄が減ったという。
 

【むかわ】樹海温泉はくあは冬季も営業

 経営難で冬季休業を検討してきた、むかわ町穂別の「樹海温泉はくあ」は、冬期間も営業する方針を固めた。地域住民から求める声が強く、開館時間の短縮や露天風呂の閉鎖など、赤字額の圧縮を図りながら運営する。
 冬季営業は12月1日―来年3月31日。月、火曜日を休館日(月曜が祝日の場合は火、水曜が休館)とし、週5日間の営業とする。開館時間を、午後3時から(現在午前11時)にし、4時間短縮する。閉館時間は午後8時。露天風呂はこれまでも冬は土、日曜、祝日以外は閉鎖してきたが、すべて閉鎖とする。
 9月に指定管理者になったシオニーは、通年営業すれば年間赤字は400万円に達すると試算。利用者減が続き、2004年度から赤字経営に転落していることもあって、冬季休業計画が現実視されていた。
 ただ、指定管理者は単年度契約を結んでいるため、次年度以降も通年営業するかは白紙。今回は「住民の熱意」を受けて冬季営業を決めたが、利用が好転するかは不透明なまま。抜本的な経営改善策や運営の在り方の論議が求められている。
 


苫小牧西小は開校130周年 25日に記念式典

 苫小牧西小(赤塚廣道校長)が創立130年になった。苫小牧市内で最も古い。これを記念して、児童が思い思いに作り上げた作品を校内に展示し、節目の年に花を添えている。
 開校は1876年。苫小牧誕生の3年後で、苫小牧東小、北光小、大成小などが分離誕生している。子供たちの作品は、学年ごとにテーマを決めている。ヒマワリや校舎、ザリガニなど、色とりどりの作品が校内を包む。地元町内会やPTAサークルから段ボールで作ったSL、紙芝居などの作品も寄せられた。展示数は300点以上にも。
 開校記念式典が行われる25日まで展示される。式典では、昔の学校の様子を記録した写真をスライドを使って振り返るほか、児童らが開校当時の校歌を合唱したり、昔の遊びを再現するなど、130年の歩みをさまざまな形で表現する予定だ。
 

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苫小牧民報社