北海道マーリンズが今春から本格始動

既存のクラブチーム「CBC」の選手たち。ほとんどが北海道マーリンズに加入
 昨年7月、米大リーグ球団フロリダ・マーリンズと提携して設立された社会人硬式野球チーム「北海道マーリンズ」(本拠地・千歳市)がNPO法人(民間非営利団体)の認証を取得し、今春から本格始動する。前身の千歳ベースボールクラブ(CBC)のメンバーやトライアウト入団者など選手総勢42人。4月上旬にはフロリダ合宿を予定しており、地域密着型クラブとしていよいよスタートを切る。
 新球団の総監督には、CBCのチームアドバイザーを務めたプロ野球解説者の広瀬哲朗氏、スーパーアドバイザーに歌手の松山千春氏、チームアドバイザーにフロリダ・マーリンズ副社長のフレッド・フェレイラ氏が就任した。
 マーリンズとの提携で(1)チームロゴ、チーム名の使用チ選手の交流と技術指導ツフロリダ合宿開催のサポート−などが可能となった。当面はマーリンズ傘下チームのキャンプへの参加など選手交流を進める。
 チームづくりについては、CBCのメンバーのほか、昨年8月に入団テストを実施。新たに12人が加わり、選手は42人に。
 新加入の選手の中には、NTTグループ東北マークスで活躍した右の本格派、津田晃也投手をはじめ、日ハムの入団テストで最終選考に残った沢村拓哉外野手(札幌学院大)、廃部となったサンワード貿易から星貴人外野手が加わり、一気に選手層が強化された。
 NPO法人として地域に貢献しながら、野球をしたい選手に機会を与えるという、地域密着型球団を目指すため、昨年12月に法人格を取得。近く、運営基盤の確立から後援会づくりにも着手する。
 NPO法人「北海道マーリーンズ」の福家貴理事長は「地域に密着した教育、文化、スポーツの振興から子供たちを集めた野球教室の開催なども行っていきたい」と話している。
 

西島松北地区の地域振興問題で中島市長が修正案示す

 恵庭市西島松北地区の地域振興に向け、中島興世市長は25日、地元地権者を対象にした初の「意見交換会」を西島松北会館で開いた。前市政が総合運動自然公園の建設費として活用を決めていた札幌防衛施設局の補助制度を、同地区の周辺環境整備に使う修正案を示した。地権者側は、たたき台となる全体計画案の明示を求め、市側は同局と調整した上で次回の交換会に、計画案を示すことを確約した。
 中島市長は昨年11月の市長選で、前市政が同地区の振興策として打ち出した総合運動自然公園建設計画の撤回を訴えて初当選。就任直後の同地区開発期成会役員との懇談会では、期成会側が最大10億円の補助制度の活用の継続を訴えたが、中島市長は返上する考えを示していた。
 しかし、今回の意見交換会では、花の優良田園住宅地開発を核に緑地公園などの周辺環境整備や墓園の景観形成、農業エリアとの連動によって地区全体の振興を図っていく考えを示した上で「周辺環境整備に補助制度を活用したい」と述べた。
 補助制度への対応を変えた理由については「使えないと考えていたが、その後の防衛施設庁との協議で利用できる方向で進んだ」と説明。同局の07年度予算の概算要求は今年6月までで、市としてはそれまでに基本計画の提出が必要だが「仮に間に合わない場合、1年間の凍結が可能かどうか現在協議している」と報告した。
 地権者からは「構想が依然、不明確」「住宅地が整備されることで逆に農業がしづらくなる懸念もある」として、明確な全体計画案の提示を求める声が相次いだ。これを受けて、中島市長は「1日も早くたたき台をつくる」と述べ、次回会合で明示することを約束した。
 意見交換会には地権者ら20人が出席。期成会の市川守会長は閉会後「補助金活用の考えが新たに示され、ある程度の進展があった。これ以上の話に入るためには全体計画の明示が必要で、それを待ちたい」と話していた。
 

氷濤まつりが27日開幕
イルミネーションに輝く氷濤会場
 2006千歳・支笏湖氷濤まつり(支笏湖まつり実行委員会主催)が27日、支笏湖温泉で開幕する。支笏湖ブルーに輝く約40基の氷像群が立ち並ぶ会場では、27日のプレオープン行事に続き、28日午後1時からはオープニングセレモニーを行い、2月19日までの期間中、盛りだくさんのイベントが行われる。
 28回を迎えた今年は、厳しい寒気で大氷山やブルータワーなどの氷像の支笏湖ブルーも一段と見事だ。この氷像群をバックに、27日はプレオープンとして午前9時から会場を開放。そばやうどん、飲料などを販売するサービスプラザがオープンする。
 関係者が集まってのオープニングセレモニーは28日午後1時から行われる。佐々木金治郎同実行委員長の開幕宣言に続いて、まつりの成功を祈って関係者による鏡開き、乾杯が行われる。午後6時半からは夜空を彩る花火大会「冬の支笏湖 花火の世界」が行われる。
 29日は、メーン行事・氷濤ウエディング(午後1時)、北海道観光連盟の「マイナス二〇度のWedding」(同2時)と2組のウエディングセレモニーを実施。夜には花火大会「冬の支笏湖 花火の世界」が行われる。
 

国際ソロプチミスト千歳が児童図書寄贈

 国際ソロプチミスト千歳(望月恵美子会長)は25日、千歳市立図書館に読み聞かせ用などの児童図書42冊を寄贈した。
 子育て支援の一つとして、2002年から毎年図書を贈っており、今回を含めて260冊。今年は昨年11月に行ったチャリティーディナーショーの益金の一部を購入費に当てた。「環境ことば辞典」や「たのしい紙こうさく」のほか、読み聞かせ用に活用できる50センチ四方の大きな絵本など10種類。
 この日は望月会長のほか4人の会員が図書館を訪れ、林忠男館長に図書を手渡した。望月会長は「多くの人に足を運んでもらい楽しんでほしい」と話していた。図書館では25日から貸し出している。
 

恵庭市が5月からECOバスルート拡大

 恵庭市は25日、市内を循環する「えにわコミュニティバス(通称・ECOバス)」の路線を5月1日から拡大する方針を明らかにした。白樺町、恵み野北・東、総合体育館方面にルートを伸ばし、新たにバス停留所を計九カ所設ける。
 同日の市議会厚生消防常任委員会で、田中芳憲議員(自民党平成クラブ)の質問に、佐々木政男生活環境部長が答えた。
 市によると、ルート拡大をめぐっては、市民要望の高まりを受けて官民組織「市地域生活交通検討会」が2004年度に検討に着手。05年度は調整期間とし、06年度からの拡大を目指してきた。
 今回、拡大を決めたのは(1)恵庭東線(さくらコース)(2)恵庭西線(すずらんコース)(3)恵庭島松線(なのはなコース)のうち、(1)と(2)の2路線。
 (1)では、恵み野東・恵み野北地区の6カ所に停留所を設けるほか、施設利用者からの要望が多かった市総合体育館前にも新設。(2)は人口拡大が続いた白樺町の恵庭南高方面にコースを伸ばし、2カ所の停留所を設ける。これにより、ルートは計2・9Sの延長となる。
 このほか、高齢者の多さから延長を検討をしてきた見晴し団地方面については、道路環境上の理由で、今後も検討を継続していくことになった。
 市では近くルート変更の申請を陸運局など関係機関に申請する方針。合わせて、ダイヤの変更や市民周知を進めていく。
 

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苫小牧民報社