【早来】郵便局の雪だるまを住民登録

晴れて町民。局舎の雪だるまを特別住民登録
 私も町民です―。早来雪だるま郵便局舎の屋上にある雪だるまモニュメントが8日、早来町に特別住民登録された。構造物としては全国で初めてという。生みの親の真保生紀局長は「雪ダルマゆうパック20年の節目に登録できてうれしい」と話し、特別住民となったわが子≠ノ胸を張った。
 本物の雪を、雪だるま型の発泡スチロールに詰めて郵送する、ふるさと小包の雪ダルマゆうパック。誕生20年の記念に、真保局長が地域にちなんだキャラクターやマスコットなどを登録できる特別住民登録を町に申請した。
 8日は、真保局長が午前10時に役場窓口で転入届け≠提出した後、同局で特別住民票の交付式。早来小の児童や来賓が見守る中、早来雪だるまが暮らす°ヌ舎屋上を訪れた出口明町長が「おめでとう。今後も活躍し、後世に継承して」と祝いながら、真保局長に「早来雪だるま」の住民票を手渡した。
 住民票の交付を合図に花火が上がった。特別住民としては先輩の「タマちゃん」がなぜか横浜から訪れ、祝いの花束を贈呈。交付式を盛り上げた。住民登録された早来雪だるまの住所は「早来町やねの上町大雪8番地」。雪だるまの特別住民票は町の窓口で希望者に発行する。問い合わせは役場 電話0145(22)2511。
 

トヨタ北海道第4工場が完成

来賓とラインの起動スイッチを押し、第4工場の竣工を祝った
 トヨタ自動車北海道(狩野耕社長)が苫小牧市勇払の敷地内に建設した新ユニットを生産する第4工場の竣工(しゅんこう)式が8日、現地で行われた。
 第4工場は鉄骨平屋建て8万平方メートル。10万2000平方メートルの第1工場に次ぐ規模となる。生産設備・建屋を合わせた総工費は300億円で、昨年9月に着工。今年6月末の建屋完成後、部品組み付け、加工ラインの量産試験と品質確認を繰り返してきた。
 建屋は天井の高さを他工場より1メートル低い9メートルとし、冬期間の暖房温度を抑制。建屋は二酸化炭素排出も減らし、地球温暖化防止に貢献できる省エネ構造になっている。
 竣工式には高橋はるみ知事、道経済産業局の内山俊一局長ら130人が出席。狩野社長らが起動スイッチを押すと第1号の変速機が姿を現し、本格操業に入った。
 

千葉ロッテの木興投手が母校で自主トレ
2年目の飛躍を誓う千葉ロッテの木興投手
 千葉ロッテマリーンズの木興拓哉投手(19)が母校の北海道栄高で自主トレに励んでいる。ルーキー年の今季は2軍生活で登板機会も少なかった。「屈辱の1年だった」と悔しさをにじませた左腕は、プロ入りの夢をつかむ原点になった北の大地で来季への準備を進める。
 プロ野球現役選手の母校練習参加が12月に解禁され、木興投手が道内の第1号となった。4日に同校を訪れ、主に室内練習場を利用してキャッチボール、走り込みなどのメニューをこなしている。
 北海道栄野球部は秋の全道大会で準優勝し、来春のセンバツ甲子園の代表候補になっている。1、2年生部員にとってもプロで奮闘する先輩の存在は頼もしい。直接的な技術指導は受けられないが、共に練習し、野球に取り組む姿勢を肌で感じられる。渡辺監督も「生徒たちが良い刺激を受けている」と好影響を話す。
 今季前半は体力づくりが中心。後半はイースタンリーグやフェニックスリーグ(教育リーグ)で主に中継ぎとして短いイニングに登板した。実戦では打ち込まれることが多く、不本意な成績だったが、1年間で体重が3キロ増えて80キロになり、筋力も向上した。
 兵庫県出身。中学卒業後に渡辺監督の誘いを受けて白老の北海道栄に入学。道内屈指の高校生左腕として注目された。公式戦通算21試合に登板、146イニングで202奪三振を記録した。
 来年1月下旬にはキャンプが始まる。「まずは2軍の主軸になり、結果を残して1軍に上がりたい」。勝負の2年目に向かう木興投手は地道に一歩ずつ階段を上る。
 

パトロール、集団下校も 不審者に警戒

 広島、栃木で相次いだ女児殺害事件は、苫小牧市内でも衝撃的に伝わり、小学校関係者も不審者の情報、対策に敏感になっている。付近で不審者の目撃情報があった学校では、教員の研究会で全校児童の下校時刻がほぼ同じだったこともあり、一斉下校。児童の安全確保に努めた。このほか、下校時、通学路に立って子供たちを見守っているケースや学校にわが子を迎えに来る保護者の姿も見られる。
 苫小牧市有珠の沢町で6日夕、帰宅途中の男子中学生が光るものを手にした不審者に遭遇した。目撃場所に近い北光小では7日、情報を受けて一斉下校とした。帰宅方向が近い児童で集団を作り、教職員や地域の住民の付き添いで下校した。
 同市双葉町では6日午後、小学生が車から不審者に声を掛けられていることから、緑小でも一斉下校の対策を取った。児童、保護者には8日以降も複数での登下校を呼び掛け、教職員は交代で校区内をパトロールすることにした。
 また、北星小は7日から下校時に保護者が通学路で児童を見守っている。殺害事件をきっかけに、学校が保護者に文書で呼び掛け、地域に協力を募った。黄色い安全旗を手にした保護者が通学路の交差点などに立ち、交通事故防止も含めて子供たちに安全な下校を促した。取り組みは今学期いっぱいを予定している。
 市青少年指導センターでも、下校時のパトロールを強化。地域を決めて複数校の巡回する警戒を当面の間を続ける。
 

【平取】中高生15人が平取設計に白熱議論

 平取町の中学、高校生による「中高生まちづくり議会」が7日開かれ、生徒たちが財政や合併問題などについて鋭い質問をした。
 第5次総合振興計画に次代を担う子供たちの意見を反映させようと、町が開き、町内の4中学校の12人と、平取高校の3人の計15人が「一日議員」となった。議場を使ってのまちづくり議会で、中道善光町長ら理事者側と山田喜代太議長らが勢ぞろいした。
 町総合振興計画審議会の大崎信夫会長が議長となり、15人の議員≠ェ質問した。平取中3年の堀江昇平君は「多くの観光客が町にやってきているのに、宿泊施設がないため他の町に流れている。平取温泉を改築して宿泊施設を」と迫った。これに対して中道町長は「平取は通過型の観光客が多く、宿泊施設を建設することは難しい」などと答えた。
 貫気別中3年の梶原綾乃さんは「町が抱える107億円の借金をどう返済するのか。なぜ合併しないのか」などと質問した。中道町長は「豊かで安心に暮らせるように、当面は合併しないで自主自立の道を選択した。借金は10年間で20億円まで削減できる」などと答えた。
 このほか、人口減や高齢化社会、アイヌ文化の保存伝承問題も取り上げられ、町理事者側からは「本物の議会より厳しい質問もあり、答弁するのが大変」といった声も聞かれた。
 

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苫小牧民報社