【静内】アイヌの聖地に伝統家屋「チセ」復元

アイヌの伝統家屋「チセ」が復元された
 道ウタリ協会静内支部(大川勝支部長)が、静内町真歌で復元に取り組んできたアイヌの伝統家屋「チセ」が完成した。12月5日にチセノミ(新築祝い)を行う。
 復元されたチセは約73平方メートル。ほぼ4カ月かけて同支部会員らが復元した。「史実を忠実に再現したい」として、元北大教授の高倉新一郎著「アイヌの家屋」、アイヌ文化振興・研究推進機構のアイヌ文化再現マニュアル「チセを建てる」などを参考文献に、東に神窓、南に入り口、いろりの位置などを決めた。
 屋根や壁などに使用するカヤは、穂別町や厚真町から入手した。建てられたのは、シャクシャイン像やシャクシャイン記念館などがある真歌公園隣接地。「公園周辺はアイヌの聖地」と同支部。
 静内町では2002年1月、静内川河畔で「実際に人が住んた道内では唯一のもの」とされるチセが確認されており、同支部は「多くの町民にチセを理解してもらうことで、文化を伝承していきたい」といっている。
 

【三石】駒大苫小牧野球部の沢井選手に町栄誉賞

村井町長から栄誉賞を贈られる沢井選手
 三石町出身で夏の甲子園で優勝した駒大苫小牧野球部の沢井義志選手に町栄誉賞が贈られた。23日に町福祉センターで開かれた町、町教委表彰式で、村井兵作町長から手渡された。
 沢井選手は同町豊岡出身。夏の全国大会の初戦でホームランを打つなど通算打率4割7分8厘を記録し、同校の全国優勝の原動力になり、町の子供たちに夢と希望を、町民に大きな感動を与えたことが評価された。
 表彰式では、長年消防団員として活躍してきた宮下博文さん(72)、町議会議員の工藤寿さん(71)に功労賞が、固定資産評価審査委員として税務行政に貢献した村瀬頼道さん(69)に自治貢献賞が贈られた。
 栄誉賞は、沢井選手のほかに同町出身で中央競馬のジョッキーとして1000勝を達成した田中勝春騎手にも贈られた。
 

薬剤師会が市民薬局構想
 苫小牧薬剤師会(三上俊一会長、会員180人)が、苫小牧市清水町で建設中の新市立総合病院周辺に、地域の拠点薬局としての機能を担う市民薬局(仮称)の設置を計画している。会員出資の株式会社が運営し、同病院の患者などに薬を提供するほか、災害時の医薬品備蓄・供給センターとしての役割も目指している。
 薬剤師会によると、市民薬局は苫小牧地域のセンター薬局に位置付け、主に新市立総合病院の患者に薬を提供。地域の薬局各店の医薬品の備蓄機能も担い、各店の必要に応じて供給する。市民や各薬局に対し医薬品に関する情報を提供し、薬剤師や薬科大学の学生の研修・実習も受け入れる。
 国が進める医薬分業により、医療機関が発行する院外処方せんで、患者は基本的にどこの薬局でも薬を受け取れる形となった。しかし、医療機関の薬の種類は膨大な数。薬局各店の医薬品備蓄には限界があり、患者への円滑な供給に向けて備蓄センター的な薬局が望まれていた。新薬も次々に登場し、薬剤師への情報提供や研修の場の必要性も高まっている。
 このため、個店ではできない公的機能を備えた市民薬局の設置を計画。苫小牧市と近郊6町の会員らの出資による株式会社をつくり、運営する準備に取り組んでいる。新病院敷地内に市民薬局を設置できるよう、市側に求めている。
 

市青少年表彰受賞者に熊谷さんら5人

 苫小牧市青少年問題協議会は24日、2004年度市青少年表彰の受賞者5人を発表した。29日午前9時半から市役所で表彰式が行われる。
 受章者は次の通り。
 ▽熊谷愛子さん(22)=ときわ町5、まるい弁当勤務▽武田大さん(23)=沼ノ端224、苫小牧ケミカル勤務▽田中悠子さん(24)=美沢108、酪農業▽中塚貴子さん(22)=緑町1、コスモ建設勤務▽西方拓也さん(24)=沼ノ端222、トヨタ自動車北海道勤務。
 

12月3日に全国植樹祭実行委旗揚げ テーマも募集中

 2007年春に苫小牧市静川の苫小牧東部地域で開かれる第58回全国植樹祭の北海道実行委員会設立総会が、12月3日午前11時から札幌市内のポールスター札幌で開かれる。実行委の発足で全国植樹祭に向けた準備が本格的に始まる。
 本道開催は1961年に支笏湖畔で開かれた第12回以来、46年ぶり2回目。道水産林務部全国植樹祭準備室によると、05年度に基本計画策定、大会ポスターなどの選考、式典関係音楽の検討に取り組む。06年度には実施計画を策定し、それを基に開催日を決める。開催時期は07年5月または6月を予定し、記念式典、記念植樹の参加者を1万2000人と見込んでいる。
 天皇皇后両陛下がお手植えされる苗木は、苫東地域周辺の植生を考慮し、将来にわたって都市近郊の森林づくりのシンボルとなるにふさわしく、本道、苫小牧市にゆかりのある樹種を選定する。
 道の準備室はまた、全国植樹祭の大会テーマを募集している。応募資格は小学生以上。字数制限はないが、作品の趣旨を50字程度で説明する。応募は一人1点。未発表のものに限る。締め切りは1月25日。
 応募方法は住所、名前(ふりがな)、性別、年齢、職業(学校名、学年)、連絡先電話番号を記入し、官製はがき、封書、電子メール、ファクスで応募する。応募方法の例示は北海道のホームページで見ることができる。応募先、問い合わせは郵便番号060―8558 札幌市中央区北3条西7丁目、北海道水産林務部全国植樹祭準備室 電話011(231)4111内線28―844。
 

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苫小牧民報社